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『菖蒲浴衣』
2007年 01月 10日
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昨日が、お稽古始めでした。
今年の、最初の踊りは、『菖蒲浴衣』になりました。
今までのが、どちらかというと、じっくりゆっくりだったので、
早く賑やかに!というのは、苦手かも・・・。
でも、とっても楽しみです。
『菖蒲浴衣』
五月雨や 傘につけたる小人形 普子が吟も
まのあたり 己が替名を市中の 四方の諸君へ
売りひろむ 拙き業を身に重き 飾り兜の俤うつす
皐月の晴れ着に風薫る菖蒲浴衣の白重ね表は縹紫に
裏むらさきの朱奪う紅もまた重ぬるとかや
それは端午の辻が花 五とこ紋のかげひなた
暑さに つくる雲の峰
散らして果は筑波根の 遠山夕暮繁り枝を
脱いで着替えの染浴衣 古代模様のよしながき
御所染千弥忍ぶ摺小太夫鹿の子友禅のおぼろに船の
青簾川風肌にしみじみと 汗に濡れたる晴浴衣
鬢のほつれを簪の 届かぬ愚痴もすいた同士
命と腕に堀切の 水に色ある花あやめ
弾く三味線の糸柳 縺れを結ぶ盃の
行く末広の菖蒲酒是れ百薬の長なれや
めぐる盃数々も 酌めや酌め酌め尽きしなき
酒の泉の芳村と 栄うる家こそ目出度けれ
今年の、最初の踊りは、『菖蒲浴衣』になりました。
今までのが、どちらかというと、じっくりゆっくりだったので、
早く賑やかに!というのは、苦手かも・・・。
でも、とっても楽しみです。
『菖蒲浴衣』
五月雨や 傘につけたる小人形 普子が吟も
まのあたり 己が替名を市中の 四方の諸君へ
売りひろむ 拙き業を身に重き 飾り兜の俤うつす
皐月の晴れ着に風薫る菖蒲浴衣の白重ね表は縹紫に
裏むらさきの朱奪う紅もまた重ぬるとかや
それは端午の辻が花 五とこ紋のかげひなた
暑さに つくる雲の峰
散らして果は筑波根の 遠山夕暮繁り枝を
脱いで着替えの染浴衣 古代模様のよしながき
御所染千弥忍ぶ摺小太夫鹿の子友禅のおぼろに船の
青簾川風肌にしみじみと 汗に濡れたる晴浴衣
鬢のほつれを簪の 届かぬ愚痴もすいた同士
命と腕に堀切の 水に色ある花あやめ
弾く三味線の糸柳 縺れを結ぶ盃の
行く末広の菖蒲酒是れ百薬の長なれや
めぐる盃数々も 酌めや酌め酌め尽きしなき
酒の泉の芳村と 栄うる家こそ目出度けれ
by omodaka21
| 2007-01-10 09:01
| お稽古
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